中学校３年生が深学科プログラムで取り組む卒業研究・卒業論文に向けてのフィールドワークを行いました。

深プロフィールドワーク１日目は、白川わくわくランドのみなさまのご協力のもと、「白川の水はきれいなのか」をテーマに、CODパックテストと水生生物の調査を行いました。学校の近くを流れる白川の水は、阿蘇の火山灰が混じっていたり、濁って見えることから、「白川の水はきれいではない」という仮説を生徒たちが立てて調査に向かいました。２つの実験を通して分析をし、レポート（論文）を書いていく中で、「きれいとはどういうことか」「結論を示すためにデータをどう分析し、どう論理立てて書けばよいか」「そもそもなぜ水環境の調査が大事なのか」などなど、生徒たちがさまざまな疑問を抱いて深めている姿が印象的でした。昼休みにはロックバランシングにも取り組み、自然にはたらきかけることで物理学や芸術についても思考を巡らせることができました。