中学 2019.05.27
深学科プログラム 中2 福祉体験実習

中学2年生は5/22(水)に福祉体験実習の事前学習で車いす体験を行ないました。大江校区の社会福祉協議会、ヒューマンネットワーク熊本などさまざまな方々にご協力をいただき実現することができました。大変お世話になりました。

 

車いすについての説明や注意点を学んだ後、各クラスに分かれて実際に車いすに試乗しました。ブレーキのかけ方や段差の乗り越え方、利用者に対する細かな声かけや心遣いは生徒たちにとって深く心に残ったと感じます。

 

昼食時には食事の介助体験を行ないました。何もコミュニケーションを取らずに食べさせる場合、アイコンタクトのみの場合、話しながら食べさせる場合など、いかにコミュニケーションをとることが大切なのかを体験できました。普段のあいさつから心がけるようにしてほしいと思います。

 

午後からは各班に分かれて地域に暮らす人たちとおしゃべりをしてきました。学校付近の団地の集会所や大学のカフェなどで、地域のご年配の方々や外国人の方、生活に困ったことがある方など熊本地震での想いを語っていただきました。また、ほんのちょっとした話題だったり、現在の暮らしで困っていることなどを共有して、生徒に何ができるかを考える機会となりました。

 

学校に戻ってからの班活動では、どの班も活発に報告し合い共有しました。

福祉体験実習の事前学習で、大変深い学びをすることができました。

 

5/23(木)、24(金)の2日間で福祉体験実習を行ないました。

24の事業所に生徒たちがお邪魔させていただき、「福祉」の体験をしてきました。

老人ホームやケアセンター、デイサービスなどの施設や保育園、幼稚園といった事業所で、短期間ではありましたが、非常に貴重な経験をすることができました。最初は緊張した面持ちでしたが、実習が終わる頃にはあと2日くらいやりたかったという生徒が多く、とても充実していたように思えます。関係各所には重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

今後は事業所へのお礼状の書き方、福祉体験実習を通して見えてきた新しい課題を見つけ、改善していく予定です。

 

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