10月9日(土)に本校の体育大会「第11回　紫風祭」が挙行されました。

昨年に続き、大幅に日程を短縮し、半日のみの開催となりました。今年度は、夏休み明けからの分散登校により例年に比べて練習の時間が少なく、不安も多くありました。

しかし、生徒たちは限られた時間の中で、紫風祭の成功に向けて全力で取り組んでくれました。紫風祭では、毎年生徒会によって漢字1字のテーマが設定されます。今年度のテーマは「翔」でした。

また、裏テーマ…というほどではないですが、練習期間から本番まで、生徒達の中で合い言葉となっていたのは、「紫風祭が開催できることに感謝しよう」でした。

コロナ禍の中で多くの学校行事が中止または変更を強いられています。生徒達にとっては、「皆で力を合わせ」、何かに取り組む機会がほとんどありません。そのような中で、紫風祭は数少ない「皆で力を合わせ」、「達成感を得る」、数少ない機会です。実際、生徒達は例年よりも強く紫風祭の重要性を認識していたように思います。生徒会や応援リーダーを中心に、限られた時間の中で紫風祭を成功に導くために工夫を重ねました。

その想いが通じたのか、本番の天気は雲一つない快晴。各学年種目から始まり、2・3年男女による演技、生徒会種目と、プログラムの進行とともに会場の熱気は高まっていき、最後の種目である団対抗リレーでは全生徒が一生懸命応援していました。

今年度も見事に「泣ける」紫風祭となりました。